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キャンピングカーの旅を尾道帆布で装う- 伝統と実用性の融合-

キャンピングカーで寝るということ
Photo by AIKA
Photo by AIKA
😀車中泊経験がほぼ無い私が考えるキャンピングカー「INFINITY SETOUCHI」
寝心地、衛生面、インテリアを考えるところから始まります。
 
❓なぜかカーテン嫌いな私
カーテンって、埃がたつし見た目がもっさりした感じがする(完全なる私見です)かといってロールスクリーンをつける程大きな窓でも無い。窓まわりは少しこだわりたいなと思いビルダーさんにカーテンレールとかそういうのは無しでとオーダーして納車になったはいいものの、、、しばらく頭を悩ませる。
 
🌳キャンピングカーでよく見る蛇腹タイプのものもいいけど、後付けでこれを素人が選んでつけるのは難しい。しかもなんていうのか内装は木をベースにしているので素材感や色もこだわりたい。そして、3月にオープンするゲストハウス「INFINITY SETOUCHI」のテーマである”サスティナブル”、”ウェルネストラベル”といったイメージをキャンピングカーにも装いたい。
 
⛵️そこで頭をよぎったのが「尾道帆布」のこと
 
帆船の布として生まれた帆布のこと
 
🏭尾道はかつて海上交通の要衝で北前船の寄港地だった関係から、帆布が盛んに織られていました。帆船の布として生まれましたが、時代と共にテント、シート、作業服などにも使用されるようになり、一時期は尾道市内だけでも帆布工場が10社ほどあったそうです。
 
📉ところが戦後、安くて軽い合成繊維に市場を奪われていき、今では工場も市内で一箇所、全国でみても数えるほどに衰退してしまったのだそうです。
 
✨その帆布を「素敵」と感じ、行動をした人たちがはじめた「工房 尾道帆布」があったから、今に続き、わたしたちがこの味わいある帆布のステキな小物たちと出会えるのです。ありがとう。
Photo by AIKA
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⏳昭和9年に創業をはじめて以来一貫して同じ製法で帆布の生産を受け継がれてきたこの素材には、職人の技と時を重ねた想いが込められているのです。
 
💡そんな尾道帆布を使おうと思ったのは、瀬戸内に残る"伝統と実用性"を感じたから。
 
オーダーメイドへのハードル
 
😟とはいえ、キャンピングカーにぴったりのサイズのものがあるわけではないし、そもそもカーテンではなく、フラットな状態が良い。だけどオーダーメイドとなるとめっちゃ高くなるのでは?などと、先延ばしにしていましたが、ウジウジしていても仕方ないのでとりあえずメールを送ってみることに。するととても親切なお返事をいただき、急にスイッチが入った私(笑)
 
🙏不思議なことに、追い追い相談をしていこうと考えていたのに、重なる偶然でその後すぐに工房へお邪魔することになったのだ。
 
採寸してもらったよ
 
📐キャンピングカーの窓を採寸してもらい、イメージを伝える。取り付け方法やタグ付けなども、対応してくださった方も初めてのことということでしたが、こんな形にしたいとかタグをどこにつけたいとか、色々な要望を伝えながら決めていく。
 
Photo by AIKA
Photo by AIKA
 
😆後日お見積りを頂いたのだが、オーダーメイドなのになんとか手の届く金額で歓喜!
 
🧵工房の様子もとってもステキで仕上がりが楽しみ。
 
 
いざ設置!
納期も無理を言いましたが、必要な日に間に合わせていただきました!
Photo by AIKA
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🔨設置は「豪建」さんがしてくれたよ。内装の木にスナップボタンをネジ止めしてもらいました!何をやるにも几帳面なこの人は、顔は強面だけど本当に繊細で丁寧な仕事をしてくれる。
 
INFINITY SETOUCHI で初車中泊!
 
🚎初利用の車中泊は私とみいやん♡
尾道帆布のカバーをつけてみてかわいーねー!とか付け外しもしやすいね!とかキャッキャしました!尾道帆布のしっかりとしたハリ感とナチュラルな風合いが相まって、空間の雰囲気がとってもステキに。
 
✨眺めながら尾道帆布の持つ歴史と伝統を受け継ぐつ「尾道帆布工場」さんと新しい展開をされている「工房 尾道帆布」さんの地域の誇れる産業との絆が紡がれていることを感じました。
 
🐈旅するキャンピングカーの中に、尾道帆布。瀬戸内を愛する私にとって、このキャンピングカーを借りてくださる皆さまにも知っていただきたい推しのアイテムです。
 
次の展開
すごく気に入っちゃって、、次の展開閃いちゃった♡また相談に行かなきゃっ!
ゲストハウス「INFINITY SETOUCHI」にも尾道帆布を✨